2022/10/03 20:35


彩り豊かな九谷焼きを凪〜nagi〜でお取扱いするようになって、勉強することばかりです。
九谷と言われると加賀(石川県)で作られていたのかと思っていましたが
有田から九谷焼の破片が出土したことから
有田で作られたことが証明されました。
藍、緑、紫、黄、赤などの顔料を
たっぷりと色濃く使用し
まるで油絵のような深みと
重厚感が特徴的です。
「上絵付けを語らずして九谷はない」と
言われるほどの素晴らしい装飾で
日本を代表する色絵陶磁器の一つと
言えます。
上絵付けとは
本焼きした陶磁器の釉薬の上に
顔料で文様を描き
再度、焼く技法のことで 
九谷焼、有田焼などで広く用いられました。

これからも少しずつ九谷焼きを
ご紹介させていただきますが
私は、どうもお坊さんやお姫様など
人物が描かれているものが好きにはなれず…なので九谷特有のものはご紹介できないかもしれません。
綺麗な風景と
幾何学模様などが描かれたものを
ご紹介できたら…と思っています。
人物が描かれているものが登場したら、
あら、好みが変わったの…
なんて思ってください。